天河
てんが
名詞
標準
the Milky Way
文例 · 用例
空がはれて、そのみがかれた天河石の板の上を貴族風の月と紅い火星とが少しの軋りの聲もなく滑って行く。
— 宮澤賢治 『うろこ雲』 青空文庫
それは空気の中に何かしらそらぞらしい硝子の分子のようなものが浮んできたのでもわかりましたが第一東の九つの小さな青い星で囲まれたそらの泉水のようなものが大へん光が弱くなりそこの空は早くも鋼青から天河石[※9]の板に変っていたことから実にあきらかだったのです。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
) けれどもそのとき空は天河石からあやしい葡萄瑪瑙の板に変りその天人の翔ける姿をもう私は見ませんでした。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
※9 天河石=アマゾナイトのこと。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
それは空気の中に何かしらそらぞらしい硝子の分子のようなものが浮んできたのでもわかりましたが第一東の九つの小さな青い星で囲まれたそらの泉水のようなものが大へん光が弱くなりそこの空は早くも鋼青から天河石の板に変っていたことから実にあきらかだったのです。
— 宮沢賢治 『インドラの網』 青空文庫
りんどうの花は刻まれた天河石と、打ち劈かれた天河石で組み上がり、その葉はなめらかな硅孔雀石でできていました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
その時、風が来て、りんどうの花はツァリンとからだを曲げて、その天河石の花の盃を下の方に向けましたので、トパァスはツァラツァランとこぼれて下のすずらんの葉に落ち、それからきらきらころがって草の底の方へもぐって行きました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
あるときは洞穴のようにまっくらです」 ひかりしずかな天河石のりんどうも、もうとても踊りださずにいられないというようにサァン、ツァン、サァン、ツァン、からだをうごかして調子をとりながら言いました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプ場の夜空には、都会では見ることのできない鮮やかな天河が流れていた。
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伝説の鳥が天河を渡り、離れ離れの恋人たちを引き合わせるという物語がある。
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天河の輝きは、古来より多くの旅人たちの道標となってきた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
天河(てんが)
地名
- 天河区 — 中国広東省広州市の市轄区。
- 天河街道 (温州市) — 中国浙江省温州市竜湾区の街道。
- 天河街道 (巣湖市) — 中国安徽省合肥市巣湖市の街道。
- 天河街道 (武漢市) — 中国湖北省武漢市黄陂区の街道。
- 天河鎮 (吉安県) — 中国江西省吉安市吉安県の鎮。
- 天河鎮 (羅城モーラオ族自治県) — 中国広西チワン族自治区河池市羅城モーラオ族自治県の鎮。
河川
- 天河 (北京市) — 中国北京市を流れる海河水系の河川。
- 天河 (湖北省) — 中国湖北省を流れる長江水系の河川。
- 天河 (蚌埠市・ジョ州市) — 中国安徽省を流れる淮河水系の河川。
- 天河 (東ヒ河支流) — 中国安徽省を流れる淮河水系の河川。
その他
出典: 天河 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0