主観
しゅかん
名詞頻度ランク #7086 · 青空 1881 例
標準
subjectivity
文例 · 用例
統一への途上に於て小主観的作品の物されることが多ければこそ、問題は錯雑を極め、作品よりも批評の方に真実の見られ易いが如き事態ともなつてゐるのではあるまいか。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
文部省の、その衝に当つた役人は、事務よりも先づ主観を述べられた。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
高等学校の文芸部か何かで我鬼大将になれた、といふやうなことが彼等の運の始まりで、適度にでしやばりで、適度に野暮ッたいといふ彼等のえてして持つてゐる性質が、偏狭で、自信のない文壇といふ小主観国にどうかしたはずみには顔を出すといふ運びとなるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
すべての物語は、夫人自身の主観的の感情や解釈を通じて、実感的に話されねばならなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それ故多くのヘルンの著作は、書物から得た材料ではなく、その妻によって主観的に飜案化され、創作化されたものを、さらにまたヘルンが詩文学化したものであった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
寧ろ感情の熾烈は作品を小主観的にするに過ぎない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
謂はばその主観的な抒情詩の背後に、如何なる具合に客観的能力が働いてゐるかを示すことこそ、此の小論の主旨でもあるのだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
しかしこの少数の作品を通じて、大体の趣味、傾向、句風等、及び俳句に対する氏の主観態度が、朧げながらも解らないことはない。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
作例 · 標準
芸術作品の評価は、どうしても**主観**が入りがちだ。
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彼は、客観的な事実よりも、自身の**主観**を重視する傾向がある。
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報告書には、個人的な**主観**を交えず、事実のみを記述すべきだ。
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標準
one's personal opinion
作例 · 標準
この件に関する私の**主観**としては、もう少し慎重に進めるべきだと思います。
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彼の発言は、あくまで個人的な**主観**であり、事実に基づいているわけではない。
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**主観**を排して、客観的なデータに基づいて判断することが、ビジネスでは重要だ。
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