偏見
へんけん
名詞頻度ランク #6492 · 青空 644 例
標準
prejudice
文例 · 用例
彼の犀利な眼にはおそらく人間のあらゆる偏見や痴愚が眼につき過ぎて困るだろうという事は想像するに難くない。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
その時の座長の演説の中に物理学者の二つの流派、すなわち実験派と理論派との各自の偏見から来る無用の争いを誡めた一節は、そのまま現代にもあてはまるべきものである。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
如何に、その構成が文芸家には映画的に出来ていると思われていても、(烏滸がましい偏見かも知れぬが)僕等の側から見ればどんなによく見ても頂戴しかねる。
— 山中貞雄 『気まま者の日記』 青空文庫
そういう芽を、狭い偏見で押しつぶさないことが大切である。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
それで、この方法を真に有効ならしむるには、むしろあらゆる独断、偏見、臆説をも初めから排する事なく、なるべくちがったものをことごとくひとまず取り入れて、すべての可能性を一つ一つ吟味しなければならない。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
これは科学にとって自殺的な偏見である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかし復興期の学者と古代ギリシアの学者との本質的な相違は、後者特にアテンの学派が「実験」を賤しい業として手を触れなかったのに反して、前者がそういう偏見を脱却して、ほんとうの意味のエキスペリメントを始めた点にあると思われる。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
顕微鏡で花の構造を子細に点検すれば、花の美しさが消滅するという考えは途方もない偏見である。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼は特定の国籍の人々に対する根拠のない偏見を公言し、周囲から厳しく批判された。
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採用面接において、性別や年齢による無意識の偏見を排除するためのトレーニングが面接官に義務付けられた。
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実際にその職業に就いてみて、自分がこれまで抱いていたイメージがいかに偏見に満ちていたかを思い知らされた。
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ウィキペディア
偏見 とは、客観的な根拠なしに共通の特徴をもつモノに対する画一的な見方をすること、特定の集団や属するモノに対して画一的な感情を抱くことをいう。先入観、バイアスやステレオタイプともいい、差別と密接な関係を持つ。一般的に悪い意味として使われる。全ての人が持つとされ、「偏見がない」と主張する人は無自覚な偏見を持つ者として批判される。
出典: 偏見 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0