居残る
いのこる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to stay behind
文例 · 用例
人来り人去っていつまでも待合の隅に居残るは吾等のみなるぞつまらなき。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
――六月三十日より前に巴里を去るのも阿呆、六月三十日より後に巴里に居残るのも阿呆。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
諺を知っている追放人仲間は成程彼が珍らしく七月十四日のキャトールズ・ジュイエの祭まで土地に居残るつもりだなと簡単に合点した。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
」 彼は彼が十五年前に恋したまゝで逢えなかったカテリイヌが此頃巴里の何処かに居ると噂に聞き、そのカテリイヌを、夏に居残る巴里人の殆ど全部が街へ出て騒ぐ巴里祭の混雑のなかで見付けようとする、彼の夢のような覚束ない計画などは誰にも言わなかった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
それで私だけは居残る事になり、二町谷の見桃寺(桃の御所)に移つた。
— 北原白秋 『雲母集』 青空文庫
すぐに多分の酒手を与えて船頭を初め舟子舵取まで上陸させて、自分一人が夜通し船に居残るように計らった。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
翁の歿後、師を喪った初心者で斎田氏の門下に馳せ参じた者も些少ではなかったが、斎田氏の八釜しさが出藍の誉があったものと見えて、しまいには佐藤文次郎氏一人だけ居残るという惨況であった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
古藤はおめおめと居残る事になった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
飲み会が解散した後も、数人の常連客が店に居残って静かに酒を酌み交わしていた。
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「明日のプレゼンの準備をしたいから、僕だけ会社に居残るよ」
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イベントの片付けをするために、ボランティアスタッフが数名会場に居残った。
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最後に一人で居残っていると、守衛さんが「そろそろ閉めるよ」と声をかけてきた。
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