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残る

のこる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #2490 · 青空 19118
1
標準
to remain
文例 · 用例
彼が残るのは、十分諦めてだ。
中原中也 疲れやつれた美しい顔 青空文庫
それから往復の電車賃を差引くと、やつと五等の入場料が残るだけで心細かつた。
中原中也 我が生活 青空文庫
「此の世の中から、もののあはれを除いたら、あとはもう意味もない退屈、従つて憔燥が残るばかりであらう。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
廃跡に残る一つの印象、変化と荒廃の中に残る一つの生命。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
「大鴉」からその音響を除いてしまへば、後に何も残るものはなく、無意味な文字の配列にしか過ぎないだらう。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
女中は縁側の戸を一枚々々としめて行って残る一枚を半ばで止め、暗い庭の方をじっと見ている。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
次の日はポツオリに行って腹立たしくうるさい案内者に悩まされながらセラピスの寺の柱に残る地盤昇降の跡を見、ソルファタラ旧火口の噴煙を調べ、汚い家でスパゲッティの昼食を食って、帰りの電車で、贋銀貨をつかまされた外にはあまり人間味のある記憶が保存されていない。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
人来り人去っていつまでも待合の隅に居残るは吾等のみなるぞつまらなき。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
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