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亀鑑

きかん
名詞
1
標準
pattern
文例 · 用例
すなわち池田亀鑑氏の調査によれば、ここの本文が「ひゝ」とあるのは上田秋成の校本だけであって、中村秋香の『落窪物語大成』には「ひう」とあり、伝|真淵自筆本には「ひと」とあり、更に九条家旧蔵本、真淵校本、千蔭校本その他の諸本には皆「いう」となっている。
橋本進吉 駒のいななき 青空文庫
正義の戦とか、御国のためとか、陛下の御ためとか、あるいは自分の奉ずる正しい主義のためとか、そういう確信を以て奮う勇気は、常に正々堂々として世の亀鑑となり、しかもその勇気は、撓まず滅せず、いやさらに燃えさかるのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
けれども、成功者すなわち世の手本と仰がれるように、失敗者もまた、われらの亀鑑とするに足ると言ったら叱られるであろうか。
太宰治 花吹雪 青空文庫
それに貴女は、島山さんに不快を感じさせながら、まだやっぱり、夫には貞女で、子には慈悲ある母親で、親には孝女で、社会の淑女で、世の亀鑑ともなるべき徳を備えた貴婦人顔をしようとするから、痩せもし、苦労もするんです。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
「そんなことを云っても、種がちゃんとあがってるのだ」「種と云いますか」「そうだ種だ、種があがっておる、鮫洲の大尽と云や、人に知られた家で、人の亀鑑になる家だ、その家が紊乱さしては、けしからんじゃないか」 広栄は何のためにそんなことを云うのだろうと思った。
田中貢太郎 春心 青空文庫
」五「考えて見たまえな、名誉だの、品性だの、上流の婦人の亀鑑だのと、体の可い名は附けるものの、何がなし見得坊なんじゃあないか。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
操行に高潔にして、業務に勤勉なるこの人の如きは、真に尊き亀鑑を後世に遺せしものとこそ言うべけれ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
国王のサロンは国内に於て最も善美を尽したものであり、そこには、万人の亀鑑たるに恥しからぬ最も選ばれた貴族たちが出入する。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
作例 · 標準
彼女のリーダーシップは、多くの若手社員にとって亀鑑となるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
偉人の伝記を読むことは、我々自身の生き方を見つめ直す上での亀鑑となる。
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先代の社長が築き上げた経営哲学は、今もなお、我々の事業運営における亀鑑として息づいている。
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