軌間
きかん
名詞
標準
(railroad) gauge
文例 · 用例
杉本は顔を顰めてタオルに安香水を振り蒔き、そいつをマスクにして頭の後でキリッと結ぶとゴムの水管の先端を持って、恰度機関車の真下の軌間にパックリ口を開いている深さ三尺余りの細長い灰坑の中へ這入って行きました――。
— 大阪圭吉 『とむらい機関車』 青空文庫
やはり岱水で「二階はしごのうすき裏板」の次に「手細工に雑箸ふときかんなくず」があり、しばらく後に「引き割りし土佐材木のかたおもい」がある、これらも一つの群と見られる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
さういふところに来る芸者だから、三味線もよく弾けないやうな人達だつたけれども、その中の一人は、まだ十八九にしか見えない小柄な女の癖に、あばずれたきかん気の人らしかつた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
」「いいえ、潰しなんかきかんで可えです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
ふだんはおとなしい心の弱い性で居ながら、相手が嵩にかかつて来るとなると、何ものも恐れないと云ふきかん気が此男の頭の中に燃えたつのである。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
すると娘は急に悲しい声になって、「それだけは、きかんといて……」 大阪弁だった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
」「きかんでも判ってるやないか。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
栄蔵より四つばかり年下で、いつもきたない身装をしてゐたが、なかなかきかん気で、紙鳶のことなら何でも知つてるやうな口をきいた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
作例 · 標準
この路線は標準軌を採用しているため、多くの列車が乗り入れ可能です。
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都市計画では、新しい地下鉄の軌間をどのように設計するかが議論されている。
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あれ、この電車、いつもと違う線路を走ってる…もしかして軌間が違うのかな?
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