廃港
はいこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
(permanent) closure of a port or airport
文例 · 用例
雪はやんでいたが、まだ身を切る様な烈風が吹|捲り、底深く荒れ果てた一面の闇を透して遠く海も時化ているらしく、此処から三|哩程南方にある廃港の防波堤に間断なく打揚る跳波の響が、風の悲鳴にコキ混って、粉雪の積った線路の上を飛ぶ様に歩いて行く私達の跫音などは、針程も聴えなかった。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
――もっとも途中の転轍器に依って、三|哩先の廃港へ続く臨港線に結ばれていますが」「ふむ。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
」 それから数分の後―― 荒れ果てた廃港の、線路のある突堤埠頭の先端に、朝の微光を背に受けて、凝然と立|竦んでいた私達の眼の前には、片腕の駅長の復讐を受けた73号を深々と呑み込んだドス黒い海が、機関車の断末魔の吐息に泡立ちながら、七色に輝く機械油を、当もなく広々と漂わしていた。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
殿はいこうおむずかりじゃに……。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
「朝夕はいこう冷えまする。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
」とすすめてみると、学者も喜んでそれではいこうと由良と一緒に外へ出た。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
そして、母親のところへはいこうとせずに、空に舞っていたとびを見ているようであります。
— 小川未明 『雪の降った日』 青空文庫
しかし、おばあさんはいこうとはしませんでした。
— NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE 『ニールスのふしぎな旅』 青空文庫
作例 · 標準
交通量の減少により、その地方空港は廃港となった。
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廃港になった埠頭は、再開発されて新しい商業施設になる予定だ。
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経済の衰退が、多くの港の廃港を招いた。
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