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背甲

せごう
名詞
1
標準
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文例 · 用例
魚市場へ行ってみると、黒い背甲を擦剥いて赤身を露した奴がズラリと並んで飛ぶように売れて行ったものだが、これは春先から対州の沿岸を洗い初める暖流に乗って来た鰤の大群が、沿岸一面に盛り上る程、押合いヘシ合いしたために出来たコスリ傷だ。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
落ちるのをふせごうとして手をばたばたやった。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
川岸から南のほうの沼にいたるあいだの細道に、防壁をきずいて、ここにドノバンらの鉄砲の名手を伏兵させ、悪漢どもがこの方面からくるのを、ふせごうと思ったからである。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
(すこしばかり手をバタバタさせて相手をふせごうとするが、ひとたまりもなくしめあげられ、顔が土気色になって来る)村子 なにょ、すんのよ?
三好十郎 胎内 青空文庫
一方は金がないので旅をしながら水夫となり農夫となって旅費をかせごうというわけであり、他方はポケットに為替手形を入れてあるくわけであった。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
イギリスではジャガイモの腐れをふせごうとさわいでいるが、誰か、それよりももっとずっと広くそして致命的にはびこっている頭の腐れをなおす工夫をする者はいないかしら?
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
去年体中小豆のなかに落ちたようになった時も、これは危いと思って血液の酸化を少しでもふせごうと飲めるだけ塩水をのんだけれど結局、口から飲める濃さの塩水なんかでは中和出来ないわけでした。
一九四三年(昭和十八年) 獄中への手紙 青空文庫
言葉の量でもって実績をかせごうとするかのようだ。
梅崎春生 庭の眺め 青空文庫
作例 · 標準
海亀が砂浜を這い、立派な背甲を月明かりに光らせながら海へと戻っていった。
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博物館の展示室には、古代の巨大なカブトガニの背甲が完全な状態で保存されている。
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鎧の背甲部分は、敵の不意打ちから身を守るために特に頑丈に作られていた。
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