家国
かこく
名詞
標準
home and country
文例 · 用例
国家国民の将来を危うくするような迷信が眼前の日本に流行してはいないか。
— 寺田寅彦 『千人針』 青空文庫
文士筆を揮ふは、猶武人の剣を揮ふが如く、猶、農夫のを揮ふて内に耕すもの、農夫の家国に対する義務ならば、文士紙を展べて軍民を慰藉するもの、亦必ず文士の家国に対する義務ならざるべからず。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
中にはよくよく考えてみると国家国民の将来のために実に心配で枕を高くして眠られないようなことさえあるのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
また一年の前なり、その村の祝勝提灯行列の夜、幾百の村民が手に手に紅燈を打ふりて、さながら大火竜の練り行くが如く、静けき村路に開闢以来の大声をあげて歓呼しつゝ家国の光栄を祝したる事あり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
そこに隣家国枝さんとの境の垣に金紅色の蕾を寄り合わせ盛り合わせているぼけの枝は――だが、その蔭にうろうろしていたのは可愛ゆいカナリヤの雛ではありませんでした。
— 岡本かの子 『おせっかい夫人』 青空文庫
先刻から続いて、明治末期の小説家国木田独歩を論じているらしかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
今日の真槍の仕合は、忠直六十七万石の家国に易えてもと、思い立った一儀じゃ。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
兼々仰せられ候には、六十七万石の家国を失いつる折は、悪夢より覚めたらんが如く、ただすがすがしゅうこそ思い候え。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
作例 · 標準
遠い異国の地で、彼は家国を思う日々を送っていた。
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戦乱の中、家国を守るために多くの人々が立ち上がった。
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家国を離れて数十年、彼は故郷の味が恋しくなった。
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標準
state
作例 · 標準
この地域には、古代から複数の家国が存在していた。
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彼の研究テーマは、古代ギリシャの家国形成についてだ。
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家国間の紛争が絶えず、平和な時代は短かった。
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標準
home town
作例 · 標準
久しぶりに家国へ帰省し、幼なじみと再会した。
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彼は老後を家国で過ごすことを決意した。
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家国の祭りは、毎年多くの観光客で賑わう。
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