筋子
すじこ異読 すずこ
名詞
標準
salted salmon roe
文例 · 用例
その時、あなたのお弁当のおかずは卵焼きと金平牛蒡で、私の持って来たお弁当のおかずは、筋子の粕漬と、玉葱の煮たのでした。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
あなたは、私の粕漬の筋子を食べたいと言って、私に卵焼きと金平牛蒡をよこして、そうして私の筋子と玉葱の煮たのを、あなたが食べてしまいました。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
お膳にも、筋子だの納豆だのついていて、宿屋の料理ではなかった。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
筋子なぞを、平気でたべる人の気が知れない。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
私は、筋子に味の素の雪きらきら降らせ、納豆に、青のり、と、からし、添えて在れば、他には何も不足なかった。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
彼女の臙脂色の満唇と黒いヴェネツィア笹絹の夜礼服とが、いつかラトヴィヤのホテルで前菜に食べた、私の大好きな二種の露西亜塩筋子の附け合せと同じ効果を出していたからだ。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
外のラフカの方に極いいカビア(チョールナヤ・イクラ〔ちょうざめの筋子〕)が一キロ一円五十銭であった。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
それではかりに、私は年下ながら兄になろう」「ともかくも、一月後の五月七日には、将軍家光日光参拝にでかけるはず、その道すじこそは」「いかにも」 ふたりはいわず語らずのうちに、家光を討ちとる計画をのみこむのでした。
— 野村胡堂 『幻術天魔太郎』 青空文庫
作例 · 標準
炊き立ての白いご飯に、醤油漬けの濃厚な筋子をのせて食べる。
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東北の市場で、真っ赤に輝く立派な筋子をひと腹買い求めた。
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筋子のおにぎりは塩気が効いていて、運動会の弁当に最適だ。
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