数の子
かずのこ
名詞頻度ランク #28646 · 青空 65 例
標準
herring roe
文例 · 用例
そして飲みたくない酒を嘗めさせられ、食いたくない雑煮や数の子を無理強いに食わせられる事に対する恐怖の念をだんだんに蓄積して来たものであるらしい。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
「みなさん、あの何万粒の数の子の中から孵って鰊になるのは、ほんの二、三匹に過ぎないということを聴いて驚かれるかも知れません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
それはちょうど生きるだけの鰊の数しか数の子の粒を用意しないようなものだ。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
自然が何万粒の数の子を、いくらかの鰊として予算するようなものだ。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
冷かし数の子の数には漏れず、格子から降るという長い煙草に縁のある、煙草の脂留、新発明|螺旋仕懸ニッケル製の、巻莨の吸口を売る、気軽な人物。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
けれどもな、鰊や数の子の一庫二庫、あれだけの女に掛けては、吹矢で孔雀だ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
初乃は、皆んなが先刻から数の子ばかりを酒の肴にしていたのをちらと想い出したので、ナマコの三杯酢をこしらえたら喜ぶだろうと思った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
歯朶活けて五十二の春を迎へた お屠蘇は緑平老から、数の子は元寛坊から、餅は樹明居から頂戴した。
— 種田山頭火 『雑記』 青空文庫
作例 · 標準
おせち料理に詰められた黄金色の数の子が、新年の訪れを感じさせる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
塩抜きが足りなかったのか、今年の数の子は少し塩辛く仕上がってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
コリコリとした歯ごたえがたまらないので、数の子だけはおかわりしてしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
スーパーの鮮魚コーナーで、味付け数の子がお買い得になっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
数の子(かずのこ、鯑、鯡子、鰊子、䱧)とは、ニシンの魚卵および、ニシンの卵巣をそのまま塩漬けまたは乾燥させたもの。
出典: 数の子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0