元来
がんらい
副詞頻度ランク #12408 · 青空 4386 例
標準
originally
文例 · 用例
) 元来人間の会話というものは、動物に比して甚だ不完全なものである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
彼の肘の前にある灰皿の中の、喫ひ終つたばかりの喫殻から登る紫色の煙と、他の古い喫殻にそれが燃え移つて出る茶褐色の毒々しい煙とが、やゝもすれば彼の顔に打つ衝かつたが、そんなことには元来頓着ない彼であつた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
認識とは、元来、現識過剰に堪られなくなつて発生したとも考へられるもので、その認識を整理するのが、学問である。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
」 母は元来蒼い顔にお負に眉間に皺を寄せて言つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
元来、言葉は説明するためのものなのを、それをそのまゝうたふに用うるといふことは、非常な困難であつて、その間の理論づけは可能でない。
— 中原中也 『河上に呈する詩論』 青空文庫
しかし元来「詩」というものは、和歌も俳句も新体詩も、すべて皆ポエジイの本質において同じであるから、一方の詩人は必ず一方の詩を理解し得べきはずであり、原則的には「専門」ということはないはずである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
元来日本文化は、上古の奈良朝時代までは、海外雄飛の建国時代であったため、人心が自由で明るく、浪漫的の青春性に富んでいたのであるが、その後次第に鎖国的となり、人民の自由が束縛されたため、文学の情操も隠遁的、老境的となり、上古万葉の歌に見るような青春性をなくしてしまった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村は関西の人であり、元来が南国人であるけれども、好んでまた南国の明るい風物を歌ったのは、彼自身が気質的にも南国人であったことを実証している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
この品種の犬は、元来、狩猟犬として改良されたものだ。
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彼の行動は、元来、悪意があったわけではなく、単なる誤解だったらしい。
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この技術は、元来、軍事目的で開発されたが、後に民生用途にも転用された。
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人間というものは、元来、集団で生活するようにできている。
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標準
in the first place
作例 · 標準
住宅ローンを組む際、元利合計額をシミュレーションして確認した。
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この投資信託は、元利ともに安定して配当金が支払われる。
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借金の返済計画では、まず元利をどのように分割して返済していくかが重要だ。
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利息だけでなく、元本も同時に増えていくことを元利均等返済という。
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