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廃址

はいし
名詞
1
標準
ruins (of a building, town, etc.)
文例 · 用例
〔すゝきすがるゝ丘なみを〕すゝきすがるゝ丘なみを、  にはかにわたる南かぜ、窪てふ窪はたちまちに、  つめたき渦を噴きあげて、古きミネルヴァ神殿の、  廃址のさまをなしたれば、ゲートルきりと頬かむりの、  闘士嘉吉もしばらくは、萱のつぼけを負ひやめて、  面あやしく立ちにけり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
聖書を以てユダヤ思想の廃址と見るは大なる誤謬である。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
まずクック氏は、蛇類は建築物や著しき廃址に寓し、池壁樹の周囲を這い、不思議に地下へ消え去るので、鳥獣と別段に気味悪く人の注意を惹いた。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
葉子は忘却の廃址の中から、生々とした少年の大理石像を掘りあてた人のようにおもしろがった。
有島武郎 或る女 青空文庫
何もかも移り変って行ってしまっている中に――ことに震災以後は時には廃址になったかとすら思われるくらいに零砕に摧残されている光景の中にそうした遠い昔の静けさが味わわれるということは、私に取っては何ともいえないことだった。
田山花袋 日本橋附近 青空文庫
それだけに廃址という感じが一層はっきりと私の頭に来た。
田山花袋 日本橋附近 青空文庫
それは一九〇一年の十二月から一九〇二年の一月にわたってペルシアの古都スザの廃址においてフランス政府の派遣した探検隊がジョセフ・ド・モルガン(J. de Morgan)氏の主宰の下に、世界最古の法律とも称すべきハムムラビの石柱法を発掘したことである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
それは一九〇一年の十二月から一九〇二年の一月にわたってペルシアの古都スザの廃址においてフランス政府の派遣した探検隊がジョセフ・ド・モルガン(J. de Morgan)氏の主宰の下に、世界最古の法律とも称すべきハムムラビの石柱法を発掘したことである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
作例 · 標準
発掘調査によって、ここが平安時代の広大な寺院の廃址であることが証明された。
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かつての城の廃址に立つと、当時の武士たちがどのような景色を見ていたのかと思いを馳せる。
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地震によって崩壊した村の廃址は、今はただ静かに歴史の証人としてそこに佇んでいる。
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