簧
した
名詞頻度ランク #4956 · 青空 5 例
標準
reed (of a musical instrument)
文例 · 用例
だから人間でも脇腹か臍のへんに特別な発声器があってもいけない理由はないのであるが、実際はそんなむだをしないで酸素の取り入れ口、炭酸の吐き出し口としての気管の戸口へ簧を取り付け、それを食道と並べて口腔に導き、そうして舌や歯に二役掛け持ちをさせているのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
我目は汝を送り、我情は彼の死に臨める大鵝の簧舌の如く汝が上を歌ふべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
天青し、雲白し、野山影短き音無の世に、たゞ笙の聲、ちよう、りよう、ふりよう、ひうやりやに、ひやるろ、あら、よい、ふりよう、るり、ひよう、ふりよう、蘆笛の管の簧、震ひ響きていづる音に、神も昔をおもふらむ。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
*3 紙腔琴 長方形の箱の中に音を発する装置があり、楽譜を刻んだ紙を函の中央部に並んだ簧列の間にとおして把手を廻すと自動的に音楽を奏する楽器。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
そしてヒステリーは現実よりも表現を名称を吟味したがるんだ。
— 中原中也 『不可入性』 青空文庫
だつて君そこに浮気があります浮気は悲しい音楽をヒヨツと忘れさせること度々です空 空 空やつぱり壁は土で造つたものでした。
— 中原中也 『不可入性』 青空文庫
聖書の綱が性慾のコマを廻す原始人の礼儀は外界物に目も呉れないで目前のものだけを見ることでしただがだが現代文明が筆を生みました筆は外界物です現代人は目前のものに対するにその筆を用ひました発明して出来たものが不可なかつたのですだが好いとも言へますから――僕は筆を折りませうか?
— 中原中也 『迷つてゐます』 青空文庫
御覧なさい天才は彼の自叙伝を急ぎさうなものに恋愛伝の方を先に書きました
— 中原中也 『(天才が一度恋をすると)』 青空文庫
作例 · 標準
唐揚げを作る前に、鶏肉にしっかりと『下味』をつける。
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この料理は、『下味』がしっかりしているので、とても美味しい。
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『下味』をつけることで、素材の味が引き立ち、調理が楽になる。
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