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邪見

じゃけん
名詞
1
標準
evil point of view
文例 · 用例
お清は日の暮になってもお源の姿が見えないので心配して御気慊取りと風邪見舞とを兼ねてお源を訪ねた。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
これは/\く大きに失礼と其儘離してひぞる真面目顔を、心配相に横から覗き込めば見られてすまし難く其眼を邪見に蓋せんとする平手、それを握りて、離さぬが悪いかと男詞、後は協音の笑計り残る睦じき中に、娘々と子爵の※声。
幸田露伴 風流仏 青空文庫
邪見な口のききようだねえ、阿魔だのコン畜生だの婆だのと、れっきとした内室をつかめえてお慮外だよ、兀ちょろ爺の蹙足爺め。
幸田露伴 貧乏 青空文庫
あたりを片付け鉄瓶に湯も沸らせ、火鉢も拭いてしまいたる女房おとま、片膝立てながら疎い歯の黄楊の櫛で邪見に頸足のそそけを掻き憮でている。
幸田露伴 貧乏 青空文庫
無慙なれども其方が止観を曇らする邪見の源を断ち呉れむず。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
著者はその人となりを放逸邪見類なき者也と云っている。
田中貢太郎 一緒に歩く亡霊 青空文庫
「あんたは邪見、ねえ」 扉が開いて小さな婆さんがちょこちょこと入って来た。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
「俺が逃がしてやらう、さう邪見にするなよ、」 蛾はひらひらと綺麗な顔の客のさしのべた手に入つて来た。
田中貢太郎 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の邪見に気づかず、他人を批判し続けた。
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固定観念にとらわれた邪見は、真実を見えなくする。
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多様な意見を聞くことで、自分の邪見に気づかされることもある。
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