幻辞.com

我僧

わそう
名詞
1
標準
monk
文例 · 用例
また、天井そのものも二元性を表わそうとすることが多い。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
次に牀自身も二元性を表わそうとする。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
田口は看護長の返事を待ちながら、傷病者がうまく橇に身を合わそうとがた/\やっているのを見ていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
むろん食うに食われない理屈はない、家賃、米代以下お新の学校費まで計算して、なるほど二十五円で間に合わそうと思えば間に合うのである。
国木田独歩 二老人 青空文庫
」山崎の声のひゞきには、それを現わそうとしているところがあった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
長男は、根もとから折られた西洋桜を、立てらしてつぎ合わそうとした。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
このあひるが自身たちの室の前の道路に上がっているときに、パンやまんじゅうの皮の切れはしを投げてやると、はじめはこわそうに様子をうかがってはその餌をさらって急いで逃げ出す、そうして首を左右に曲げて人間なら横目づかいといったような格好で人間の顔色を見ながら、次のをくれるかどうかと待っているように見える。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
みんなはこわそうに、だれか見ていないかというように向こうの家を見ました。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫