和装
わそう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #38960 · 青空 50 例
標準
Japanese clothing
文例 · 用例
若い丸髷の下町式マダムが弁慶縞の上っぱりで、和装令嬢式近代娘を相手に、あでやかにつややかに活躍している。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
和装の若い婦人たちが小さい叫び声をあげて所々に跼み竦むのは。
— ――何人か良案はないか?―― 『風と裾』 青空文庫
一概に風を咎め立ても出来ないし、また近年では和装にも丸綴ぢの腰布を下に着け、なほ重々の用意もあつて本当には何でもないのだが、しかし女の身として斯る場合には必ずシヨツクを受ける。
— ――何人か良案はないか?―― 『風と裾』 青空文庫
そのころ福沢翁の著わした「世界国づくし」という和装木版刷りの書物があった。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
かの女は和装で吾妻下駄をからから桟橋に打ち鳴らしながら、まるで二三日の旅に親類へでも行くような安易さだった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
壁間には、鳥羽僧正の漫画を仕立てた長い和装の額が五枚|程かけ連ねてあります。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
なお見廻わすと、和装洋装の娘連れだけで入って来て「あとで屹度アイスクリームを喰べましょうよ」と約束してから、本食のコースに取りかゝる一卓があります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「乗組員が皆死んでしまったのは、どういうわけですかね」 ケノフスキーが何かいいだそうとするのをドレゴは抑えて、「せっかく丈夫な船が出来たにしろ、乗組員がその場で全部死んでしまうんでは、買い手がつかないですからなあ」「いや、あれは当時乗組員用の衝撃緩和装置が間に合わなかったせいだよ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
標準
Japanese-style bookbinding