文筆
ぶんぴつ
名詞頻度ランク #31758 · 青空 412 例
標準
literary art
文例 · 用例
其著者を誰とかする、即ち當時廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名あるも、未だ文筆の人としては左までに顯はれざりしラロシフコー公爵其人なりとす。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
事実、英国人ぐらい文筆上で女性に対し諷刺や皮肉を弄し、反感を示している国民は少い。
— 岡本かの子 『女性崇拝』 青空文庫
殊に文筆の上で国民指導の位置にある学者と文士と新聞雑誌記者とが民族意識に深く目覚めて、国語の純化に努力し、外来語の排撃に奮闘し、社会の趣味を高きへ導くことを心掛けなければならない。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
末広君の家は旧宇和島藩の士族で、父の名は重恭、鉄腸と号し、明治初年の志士であり政客であり同時に文筆をもって世に知られた人である。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
そして、この家で芝中學校時代、慶應義塾文科時代、三年間の「三田文學」編輯人時代を經てから文筆生活に入り、結婚し二人の子の父となる現在に及んだ。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
それが一方では自分を内面的にし、強情で辛抱強い性質を作り、自然と文筆生活に向はせるやうな素因となつたのだ。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
抑まだ私などが文筆の事にたずさわらなかった程の古い昔に、彼の「浮雲」でもって同君の名を知り伎倆を知り其執筆の苦心の話をも聞知ったのでありました。
— 幸田露伴 『言語体の文章と浮雲』 青空文庫
とおたずねすると、かの文筆の士なるものは、十万の読者に千度読まれとうござる、と答えてきょろりとしていらっしゃる。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
作例 · 標準
退職後は田舎に引っ越し、のんびりと文筆に勤しむ生活を送りたい。
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彼は文筆の才能に恵まれ、学生時代から雑誌にコラムを連載していた。
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長年、文筆を生業としてきた彼女の言葉には、独特の重みがある。
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