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蒸発

じょうはつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #18895 · 青空 303
1
標準
evaporation
文例 · 用例
(昭和八年一月『婦人公論』)(『蒸発皿』への追記)この記事が縁となって、重兵衛さんの次男の亀さんからの消息に接することが出来た。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
穂高といわず、槍ヶ岳といわず、奥常念、大天井に至るまで、万古の雪は蒸発しないで下層から解ける雪だ、死の如く静粛に、珠の如く浄美な雪から解けた水の、純粋性の緑を有することは、言うまでもない。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
夜は冷気のために雪が岩石の膚肌に凝結し、昼はそばから蒸発して行くので、冷熱の変化から岩石を破壊し、山体を陶器の破片のように滅茶滅茶にして散乱させる。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
すると水銀が蒸発して管の中はこの蒸気が充ちその中を電流が通じるようになるから管を旧位置になおし水銀を一端に返しても電流は続いて通る、この時に水銀の蒸気は強い蒼い光を出す。
寺田寅彦 ランプのいろいろ 青空文庫
「人間の心が蒸発して霞になりそうな日だね」と言ったら、一|間ばかりあとを雪駄を引きずりながら、大儀そうについて来た妻は、エヽと気のない返事をして無理に笑顔をこしらえる。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
さうすると、水銀がみんな蒸発して、喰べられるやうになるよ。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
男の子はまるでパイを喰べるやうにもうそれを喰べてゐました、また折角剥いたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜きのやうな形になって床へ落ちるまでの間にはすうっと 灰いろに光って蒸発してしまふのでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
なお拙著「蒸発皿」に収められた俳諧や連句に関する所説や、「螢光板」の中の天災に関する諸編をも参照さるれば大幸である。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
作例 · 標準
鍋に入れた水が熱で蒸発し、しばらくすると底が見えるほど減っていた。
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雨上がりの道路から白い湯気が立ち上がり、水分が急速に蒸発していく。
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水溜まりが太陽の光を浴びて、昼過ぎには跡形もなく蒸発してしまった。
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2
標準
disappearance (of a person)
作例 · 標準
彼はある日突然、家族に何も告げずに都会の喧騒の中へと蒸発してしまった。
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借金を抱えたその男は、取り立てから逃れるために一晩で夜逃げし、蒸発した。
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捜査当局は、数年前から行方不明になっている彼の「蒸発」の真相を追っている。
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ウィキペディア

蒸発 とは、液体の表面から気化が起こる現象のことである。常温でも蒸発するガソリンなどの液体については、揮発(きはつ)と呼ばれることもある。

出典: 蒸発 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0