翠微
すいび
名詞
標準
approx. 80% of the way up a mountainside
文例 · 用例
二階へ上がると部屋もざっと掃除がすんでおり、均平は縁側のぼろ椅子に腰かけて、目睫の間に迫る雨後の山の翠微を眺めていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
翠微を出てから、暑さは加つて来た。
— 田山録弥 『草津から伊香保まで』 青空文庫
毎日夕方になると、唯一の交通線である平康からの自動車が疲れた旅人のやうに微な爆音をあたりの翠微に震はせながら、白い埃塵に包まれて入つて来るが、それを聞くと、支配人もコツクもボーイも誰も彼も皆その周囲に集つて行つて、何等かの期待をそれに持つのである。
— 田山録弥 『山のホテル』 青空文庫
開け放たれた窓には、早川の対岸明神岳明星岳の翠微が、手に取るごとく迫っていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
鞍馬とは谷を二つも三つも隔てゝゐて、入つて行く路も、標野あたりを眞直に山の翠微に向つて進んで行くやうなところだつた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
それは東武線の汽車の館林、佐野間を通る時によく見るが、それが絶海の孤島のやうな筑波の翠微と相對して、いかにもひろ/″\とした眺めを成してゐる。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
開け放たれた窓には、早川の対岸明神岳明星岳の翠微が、手に取るごとく迫つてゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
蚊帳釣りて翠微つくらん家の内 特に翠微というは翠の字を蚊帳の色にかけたるしゃれなり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
山の翠微に茶畑が広がっていた。
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登山者たちは翠微で一休みして、下山の準備をした。
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翠微まで登ると、valley全体を見渡すことができる。
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標準
view of a light green mountain
作例 · 標準
朝焼けに染まった翠微は絵のように美しかった。
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季節ごとに山々の翠微の色合いが変わるのが味わい深い。
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この水墨画に描かれた翠微は、山水画の奥深さを表現している。
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