うつ伏せ
うつぶせ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #40686 · 青空 93 例
標準
lying face down
文例 · 用例
其の順礼のお盥髪さへ、此方に背き、早やうしろを見せて、びしや/\と行く処を――(見なくとも可いのに)気にすると、恰も油さしがうつ伏せに鉄の底を覗く、かんてらの火の上へ、ぼやりと影を沈めて、大な鼠のやうに乗つて消えた。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
また老人の義理の妹にあたるクリスチナ・ヘドストロムはうつ伏せになり、兩手をだらりと垂れたまま料理臺の上に横たはつてゐた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
で、うつ伏せに倒れて、片足が寢臺に殘つた‥‥」「うん、たしかにさうだね。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
そこの床にはうしろの頭蓋骨を打ち碎かれた老婆がうつ伏せに倒れてゐた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
で、犯人の一撃を受けると、一溜りもなくうつ伏せに倒れてしまつて、小間使のやうに抵抗する隙は全然なかつたものと考へますが‥‥」「君、兇器は見つからんかね?
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
眼の前の机の上の一輪挿しには椿の枝と葉ばかりが挿さっていて、花はしおれ返ったままうつ伏せに落ちておりました。
— 夢野久作 『白椿』 青空文庫
そして彼の女たちの主人は、うつ伏せになって室の中央に斃れて、もう全く息は絶えており、夫人の方は窓近くに這い寄って、壁に頭を寄せかけていたが大変な負傷で、顔の半面は血まみれになっていて、もう何も云うことが出来ず、ただ呻吟ていたそうである。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
うつ伏せになって、周囲に噴き上がる飛沫を浴びながら私はのぞき込んだ。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
標準
placing upside down