次序
じじょ
名詞
標準
order
文例 · 用例
現在の「秒」はメートル制の採用と振り子の使用との結合から生まれた偶然の産物であるが、このだいたいの大いさの次序を制定したものはやはり人体の週期であるという事はほとんどたしからしく自分には思われる。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
鑑賞するほうの側から見ても連俳の妙味の複雑さは発句のそれと次序を異にする。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
ついでながら四十八字の組み合わせは有限であるから俳句は今に尽きるであろうという説があるが、これは数の大きさの次序というものの観念のない人の説である。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
が、実は惚れたとも思わぬ中に、いつか自分にも内々で、こッそり、次序なく惚れて了っていたのだ。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
かつ、仏教の古来発達せる次序を考うるに、ただ一理脈のその前後に貫通するのみならず、一より二を生じ、二より三を生ずるがごとき論理発達の規則によらざるはなし。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
あたかも草木のはじめに芽を生じ、幹を生じ、枝を生じ、葉を生ずる次序に異ならず。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
けれども誠に仕合せな事にはその沢山な人達が着くと直にヤクの糞を沢山に拾って来て、夜通しテントの中で火を燃して居るのみならず、私が文典を講義してやりますので主人およびその次序のラマが大いに私を厚遇して敷物や夜着などを貸してくれたですから少しも寒さを感じない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
その作家は、自身の波乱に満ちた生涯を**自叙**として出版した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite