鯛
タイ異読 たい
名詞頻度ランク #15917 · 青空 1120 例
標準
sea bream (esp. Pagrus major)
文例 · 用例
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
次の壇へ御洗米と塩とを純白な皿へ盛ったのが御焼物の鯛をはさんで正しく並べられる。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
あれは、鯛の大群ぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」 龜はにやにや笑つて、「あれは、鯛ぢやないんだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
でもまた、見渡す限り、ただ薄みどり色の茫洋乎たる大空洞の片隅に、幽かな黒一點をとどめてゐるものが、たとひそれは嘘にしても月の影法師だと云はれて見ると、鯛の大群や火事だと思つて眺めるよりは、風流人の浦島にとつて、はるかに趣きがあり、郷愁をそそるに足るものがあつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
あなたの御想像は、まあドンヂヤンドンヂヤンの大騷ぎで、大きなお皿に鯛のさしみやら鮪のさしみ、赤い着物を着た娘つ子の手踊り、さうしてやたらに金銀珊瑚綾錦のたぐひが、――」「まさか、」と浦島もさすがに少し不愉快さうな顏になり、「私はそれほど卑俗な男ではありません。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
――もし鯛が手に入ったら蒜と一しょにひしお酢にし即座の珍味に客に供する。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
すぐ駅の俥を雇って町中を曳かれて行くと、ほのぼの明けの靄の中から大きな山葵漬の看板や鯛のでんぶの看板がのそっと額の上に現われて来る。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
作例 · 標準
お祝いの席には、豪華な姿造りの鯛が用意された。
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新鮮な鯛は刺身で食べると、その甘みが際立つ。
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縁起物として、正月にはよく鯛が食卓に上る。
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ウィキペディア
鯛(タイ)とは、広義にはニザダイ目タイ科の総称、狭義にはタイ科のマダイを指す。
出典: 鯛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0