幻辞.com

腐乱

ふらん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
decomposition
文例 · 用例
だのに、首が古い割合にしては腐乱が見えない!
生首の進物 右門捕物帖 青空文庫
四月というこの陽気ですから、かりに腐乱が来ないにしても、もうにおいぐらいはついていなければならないはずですが、古い首なのに、それすらもないのです。
生首の進物 右門捕物帖 青空文庫
そして彼女達の生命は、この安価な惨めな取り扱いに日々腐乱し、鈍感にされてゆくばかりだ。
公娼存廃論者への参考資料としての実例 ある遊郭での出来事 青空文庫
「……で、その妻は、一体誰が殺し、誰がそこに埋めたのだろうか」 彼は土の下で腐乱しきった妻の死体を想像した。
海野十三 青空文庫
それは架空の大いなる種族が恐れをなした太古の玄武岩の石材の一つ――かの薄気味悪く異様な半物質的存在、地球の底の深淵のうちに腐乱した存在、その風の如き不可視の力に対し落し戸が封鎖され不寝番が置かれたところのものどもが遺した、背が高く窓のない廃墟の一部だったのだ。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 時間からの影 青空文庫
禅家で点心というが、一片の食を投じて、霊肉の腐乱を済うという意味通りの役を、この一口の湯が、兵馬のすべてに向って与えたようです。
鈴慕の巻 大菩薩峠 青空文庫
ナポレオンがロングウッドの住居において臨終の苦悶を閲しつつある間に、ワーテルローの平野に倒れた六万の人々は静かに腐乱してゆき、彼らの平和のあるものは世界にひろがっていった。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
隠語は腐乱の語であるから、直ちに腐乱してゆく。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
作例 · 標準
夏場の密室だったため、発見された時にはすでに遺体の腐乱がかなり進んでいた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
海岸に打ち上げられたクジラの死骸が腐乱し始め、周囲には強烈な悪臭が漂っていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
高温多湿の環境下では、放置された生ゴミはあっという間に腐乱してしまう。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview