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まやかし

まやかし
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #29115 · 青空 111
1
標準
deception
文例 · 用例
ところが今や、我々のところには、新世界から、空虚な、よそよそしい事物、見せかけだけのもの、「まやかしもの」が押し寄せてきてゐます。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke ドゥイノ悲歌 青空文庫
この光りに横溢した空間はまやかしだ。
梶井基次郎 闇への書 青空文庫
色慾の遊戯に慣れた渡瀬には、恋愛などというしゃら臭いものは、要するに肉の接触に衣をかけたまやかしものにすぎない。
有島武郎 星座 青空文庫
「あまやかしてゐればそれですむんぢやないんだ――」 彼は又気息をついた。
有島武郎 An Incident 青空文庫
脚絆穿で、むかし傀儡師と云った、被蓋の箱を頸に掛けて、胸へ着けた、扮装は仔細らしいが、山の手の台所でも、よく見掛ける、所化か、勧行か、まやかしか、風体怪しげなる鉢坊主。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
一枚、畚褌の上へ引張らせると、脊は高し、幅はあり、風采堂々たるものですから、まやかし病院の代診なぞには持って来いで、あちこち雇われもしたそうですが、脉を引く前に、顔の真中を見るのだから、身が持てないで、その目下の始末で。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
また、年とつたお母さんはお母さんで、嫁ごは子供をあまやかしすぎる、子供と猫はあまやかすほどぞうちやうする、とひびのはいつた金だらひを叩くやうな声で、いひはつてをりました。
新美南吉 百姓の足、坊さんの足 青空文庫
これをただ矢鱈にあまやかしても、日本の現政府の外交方針に、もとるような結果になりはせぬか。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
その手品は見事なものだったが、種を明かせば単なる視覚的なまやかしに過ぎない。
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彼の並べる甘い言葉はすべてまやかしで、裏では虎視眈々と利権を狙っていた。
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表面的な派手さに惑わされず、情報のまやかしを見破る確かな目を持たなければならない。
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