嘘つき
うそつき異読 ウソつき
名詞頻度ランク #20795 · 青空 391 例
標準
liar
文例 · 用例
」「世の中の人は皆、嘘つきだから、話を交すのがいやになつたのさ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
二 夜、丸の内の淋しい町を歩いていたとき、子供を負ぶった見窄らしい中年の男に亀井戸|玉の井までの道を聞かれ、それが電車でなく徒歩で行くのだと聞いて不審をいだき、同情してみたり、また嘘つきのかたりではないかと疑ぐってみたりしたことがあった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
「濫費日」や「嘘つき日」や「怠け日」はあまり聞えはよくないかもしれないが、実はこれらの特定日の存在は平日の節約勤勉真面目を表白するとすれば目出度い事である。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
ここでもわれわれは「言葉」という嘘つきに欺されていたのではないか。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
またもう一歩進めば――「勇さんは嘘つきだ。
— 梶井基次郎 『矛盾の樣な眞實』 青空文庫
人と顔を合せて、お変りありませんか、寒くなりました、などと言いたくもない挨拶を、いい加減に言っていると、なんだか、自分ほどの嘘つきが世界中にいないような苦しい気持になって、死にたくなります。
— 太宰治 『待つ』 青空文庫
五唱 嘘つきと言われるほどの律儀者 まちを歩けば、あれ嘘つきが来た。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
」ああ、言へば言ふほどおのれが嘘つきで不正直な氣がして來るこの大きな不幸!
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
lying
作例 · 標準
例句