霊亀
れいき
名詞
標準
mysterious turtle (an omen of good luck)
文例 · 用例
霊亀元年五月には、遠江国に大地震があって、山が崩れて※玉河を壅いだが、続いてそれが決潰したので、敷智、長下、石田の三郡の民家百七十余区を没した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
そして、それがとりも直さず、言霊亀板面に顕れた倍数に拡がる音波の函数図形の原形と同じだと云うことも、彼には驚くべきことだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
○葦べ行く鴨の羽がひに霜降りて寒き夕べは大和し思ほゆ 〔巻一・六四〕 志貴皇子 文武天皇が慶雲三年(九月二十五日から十月十二日まで)難波宮に行幸あらせられたとき志貴皇子(天智天皇の第四皇子、霊亀二年薨)の詠まれた御歌である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
憶良は、大宝元年遣唐使に従い少録として渡海、慶雲元年帰朝、霊亀二年|伯耆守、神亀三年頃筑前守、天平五年の沈痾自哀文(巻五・八九七)には年七十四と書いてある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
続日本紀、元正天皇霊亀二年五月の条に、「駿河、甲斐、相模、上総、下総、常陸、下野の七国の高麗人一千七百九十九人を武蔵の国にうつし、高麗郡を置く」とある。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
ただ長子家重が家をついだが、彼の死が天平二十年(西暦七四八年)であるから、若光の死がその前であることだけは確かだが、若光が王姓をもらったのが大宝三年(七〇三年)七ヶ国のコマ人がコマ郡へ移住したのが霊亀二年(七一六年)。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
コマ郡の成立とても霊亀二年とあるが、それは他の七ヶ国から一千七百九十九名をここへ集め移した時の話で、ここにそれ以前からコマ人の誰かが住んでいたかも知れない。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
今一歩を踏み出せば、せっかくの嫦娥が、あわれ、俗界に堕落するよと思う刹那に、緑の髪は、波を切る霊亀の尾のごとくに風を起して、莽と靡いた。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
作例 · 標準
古代中国の伝説では、霊亀は麒麟や鳳凰と並んで吉兆をもたらす瑞獣とされている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
神社の池に甲羅に奇妙な模様を持つ亀が現れ、人々は霊亀の出現だと大騒ぎした。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
その古い屏風には、長寿と繁栄の象徴である霊亀が波間に浮かぶ姿が描かれている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
Reiki era (715.9.2-717.11.17)
作例 · 標準
霊亀という元号は、元正天皇の即位に伴って和銅から改元されたものである。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
霊亀元年に出された詔勅によって、地方の行政区分に関する新たな規則が定められた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
珍しい模様の亀が献上されたことを瑞兆とし、年号が霊亀と改められたという記録が残っている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview