盛衰
せいすい
名詞頻度ランク #33209 · 青空 165 例
標準
rise and fall
文例 · 用例
富士のようなむきだしの石山で、しかも懐の深くない山ですら、道路の変遷と盛衰はこのように烈しい。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その埋め合わせというわけでもないかもしれないが、昔から相当に戦乱が頻繁で主権の興亡盛衰のテンポがあわただしくその上にあくどい暴政の跳梁のために、庶民の安堵する暇が少ないように見える。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
」 と言って、女中にお酌でもさせてもらうように遠まわしの謎を掛けたりなどしてみたのであるが、彼は意識的にか、あるいは無意識的にか、一向にそれに気附かぬ顔をして、この港町の興亡盛衰の歴史を、ながながと説いて聞かせるばかりなので、私はがっかりした。
— 太宰治 『母』 青空文庫
途中まで来ると下男が迎えに来るのに逢いましたが、家に帰ると叔母と母とに叱られて、籠を井戸ばたに投げ出したまま、衣服を着更えすぐ物置のような二階の一室に入り小さくなって、源平盛衰記の古本を出して画を見たものです。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
十八の年まで淋しい山里にいて学問という学問は何にもしないでただ城下の中学校に寄宿している従兄弟から送って寄こす少年雑誌見たようなものを読み、その他は叔母の家に昔から在った源平盛衰記、太平記、漢楚軍談、忠義水滸伝のようなものばかり読んだのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
二条良基は連歌の句々の推移のありさまを浮世の盛衰にたとえ、また四季の運行に比べている。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
国の興亡、民族の盛衰。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
自然力は場合によっては起滅盛衰の過程を現します。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
巨大帝国の盛衰の歴史を学ぶと、永遠に続く栄華はないのだと実感する。
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業界の盛衰が激しい今の時代、常に新しい技術を取り入れなければ生き残れない。
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「一族の盛衰は、君の双肩にかかっていると言っても過言ではないのだよ」
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