無学
むがく
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
uneducated
文例 · 用例
彼女は田舎の程度の低い学校を出たばかりで、充分の高等教育を受けなかったので、常に自分の無学を悲しみ、良人に対して満足な奉仕ができないことを嘆き詫びた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ある時ヘルンから万葉集の歌を質問され、答えることができなかったので、泣いてその無学を詫び、良人に不実の罪の許しを乞うた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
『無学で貞淑な女は天才以上である』とニイチェが言っているが、ヘルンの妻のごとき女性は、正にその意味での『天才以上』であったのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
たったいま教ったばかりのフランスの叙情詩とは打って変ったかかる無学な文句に、勝手なふしをつけて繰りかえし繰りかえし口ずさみながら、れいの甘酒屋を訪れたのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
もとより僕は無学にして文献に暗く、考証等に笑うべき蒙失があるかも知れない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
生命そのものすら売り物にしにくい場合に、生命とは何ぞや、と云ふやうなことを、無学無智な私などが、どのやうに堂々巡りをして考へたつて、それが商品にならないのも分り切つたことだつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
同時に科学者は時に無学文盲の人間に立返って考えなければならない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
膝ッ節も肘もムキ出しになっている絆纏みたようなものを着て、極※小さな笠を冠って、やや仰いでいる様子は何ともいえない無邪気なもので、寒山か拾得の叔父さんにでも当る者に無学文盲のこの男があったのではあるまいかと思われた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分を無学だと謙遜するが、その深い人生経験から紡ぎ出される言葉には重みがある。
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無学な私でも分かるように、この難しい法律の仕組みを噛み砕いて説明していただけませんか。
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若い頃に学校に通えなかった彼は、大人になってから無学を恥じて夜間中学で学び直した。
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標準
arhat
作例 · 標準
阿羅漢は、もはやこれ以上学ぶべきことがない究極の悟りに達した「無学」の聖者とされる。
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修行の段階において、迷いを全て断ち切り、無学の位に到達することは至難の業だ。
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経典には、無学の境地に至った弟子たちが、ブッダの教えを正確に伝えた様子が記されている。
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