太鼓持ち
たいこもち
名詞
標準
professional jester
文例 · 用例
否、この手術だけ心得ていれば、あとは売薬を詰めた百味箪笥と、頭の形と、お太鼓持ちだけで、立派なお医者様として生活が出来たという位だから恐ろしい。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
肩をそびやかして諂い笑い、巧言令色、太鼓持ちの媚を献ずるがごとくするはもとより厭うべしといえども、苦虫を噛み潰して熊の胆をすすりたるがごとく、黙して誉められて笑いて損をしたるがごとく、終歳胸痛を患うるがごとく、生涯父母の喪にいるがごとくなるもまたはなはだ厭うべし。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
それを末社といふのだが、後に太鼓持ちを末社と言ふやうになつた。
— 折口信夫 『巫女と遊女と』 青空文庫
それは大尽についてゆくお供と末社との間が離れてゐるので、お供(太鼓持ち)を末社と言ふやうになつたのである。
— 折口信夫 『巫女と遊女と』 青空文庫
松の家の一室(鴨川に臨んでいる)人物 善鸞(親鸞の息) 三十二歳 唯円 浅香(遊女) 二十六歳 かえで(遊女) 十六歳 遊女三人 仲居二人 太鼓持ち時 秋の日ぐれ遊女三人欄干にもたれて語りいる。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
善鸞、浅香とかえでと太鼓持ちと仲居を従えて登場。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
太鼓持ち これはしたり。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
太鼓持ち ひそひそ話はひらに御容赦。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
作例 · 標準
昔の宴会では、太鼓持ちが場を盛り上げる重要な役割を担っていた。
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現代ではあまり見かけなくなったが、太鼓持ちは芸達者なエンターテイナーだった。
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彼はまるで太鼓持ちのように、常に周囲を笑わせようとしている。
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標準
flatterer
作例 · 標準
上司に媚びへつらうだけの太鼓持ちでは、信頼は得られないだろう。
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彼は社長の太鼓持ちをして、昇進を狙っているらしい。
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周りは太鼓持ちばかりで、本当のことを言ってくれる人がいないと嘆いていた。
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