嘆願
たんがん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #23262 · 青空 377 例
標準
entreaty
文例 · 用例
それに俺に食ってかかったって、仕方がないじゃないか、な、ちゃんと嘆願さえすれば、船長だって涙金位寄越さないものでもないんだ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
ドュフランはそれをまあまあと押えて唄うたいの窮状をくわしく述べ、終りに嘆願の筋を申出た。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
重量をつけて海の底へ沈められては、さすがの猫ももう再び浮かび上がれないものとおまきも覚悟したらしく、人々にむかって嘆願した。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
かれは当然自分ら親子のうえに落ちかかって来るべき神の御罰をのがれるために、あらためて謝罪の祈祷を嘆願した。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
嘆願隊やがて四時ともなりなんを、 当主いまだに放たれず、外の面は冬のむらがらす、 山の片面のかゞやける。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
大急ぎで家に歸へり、父に向つて最早學校には行きたくない、何卒怠惰屋にして呉ろと嘆願に及んだ。
— 国木田独歩 『怠惰屋の弟子入り』 青空文庫
今夜、一夜は、あの小魚のいのちをぽちりぽちりわしの骨の髄に噛み込んで生き伸びたい――」 徳永が嘆願する様子は、アラブ族が落日に対して拝するように心もち顔を天井に向け、狛犬のように蹲り、哀訴の声を呪文のように唱えた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
願ひます、嘆願するから……」「拜見しましたよ。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
作例 · 標準
住民たちは公園の取り壊しを中止するよう、市長に涙ながらに嘆願した。
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死刑囚の家族は、せめて刑の執行を延期してほしいと裁判所に嘆願した。
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借金の返済期限を待ってくれるよう、何度も頭を下げて嘆願を繰り返した。
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ウィキペディア
嘆願 あるいは歎願(たんがん)とは事情を説明して熱心に頼むこと、実現が非常に困難な事柄を他人に依頼すること、または神に願うことである。類似する言葉に「請願」(せいがん)があるが、これは社会的、法律的に使われることが多い。
出典: 嘆願 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0