嘆願書
たんがんしょ
名詞
標準
(written) petition
文例 · 用例
」 イワンはかう決心して、この上皇帝へ嘆願書を出すのも思ひとまり、すべての望みもなげうつてしまひました。
— 鈴木三重吉 『ざんげ』 青空文庫
この被告については、村の村長を筆頭として、百五十名が連署した嘆願書が出ていたほどですから、当人をはじめ、一村|挙って小躍りして欣びました。
— 菊池寛 『若杉裁判長』 青空文庫
「この前のように、嘆願書をブッつける事はないだろうな。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
何卒平生の心事御了解被成下大納言様御手筋を以乍恐朝廷へ御取成寛大の御汰沙|只管奉歎願誠恐誠惶 謹言酒井孫八郎吉村又右衛門沢|采女三輪権右衛門大関五兵衛服部|石見松平|帯刀成瀬|隼人正様 次いで、同月十八日、官軍の先鋒が鈴鹿を越えたという報をきくと、同文の嘆願書を隣藩亀山藩へ送った。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
(頼宣卿へ手渡す密書、同志宥免の嘆願書は、一日を争う火急のものなのだ。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
しからば願意をきき届けようと言って、その旨を耕雲斎に確答し、一橋中納言に捧呈する嘆願書並びに始末書を受け取って退営した。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
同じ御隠居の庶子にあたる浜田、島原、喜連川の三侯も、武田らのために朝廷と幕府とへ嘆願書を差し出し、因州、備前の二侯も、浪士らの寛典に処せらるることを奏請した。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
中津川の小野三郎兵衛が尾州藩への嘆願書のうちには、百姓仲間が難渋する理由の一つとして、この農兵の歩役があげてあったことを思い出した。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
廃校を免れるため、卒業生たちが集まって一万筆以上の署名を添えた嘆願書を提出した。
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彼は自分の無実を証明するために、拘置所の中から再審を求める嘆願書を書き続けた。
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道路工事による騒音被害を訴えるため、近隣住民が連名で役所に嘆願書を届けた。
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