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訴願

そがん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
petition
文例 · 用例
これに対して下坐に身を伏せて、如何にもかしこまり切っている女は、召使筋の身分の故からというばかりでは無く、恐れと悲しみとにわなわなと顫えているのは、今下げた頭の元結の端の真中に小波を打っているのにも明らかであり、そして訴願の筋の差逼った情に燃えていることと見える。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
水利権問題にては訴願中紛擾もあり、群馬県土木課の冷淡苛酷、殆ど拾年間も自力にて修繕しつつある情態にて容易の業ではない。
平野長蔵 尾瀬沼の四季 青空文庫
つまり跡とりが出来たのさ」と、彼女はセルゲイに告げて、さっそく町会へ訴願におよんだ。
LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA ムツェンスク郡のマクベス夫人 青空文庫
するとその年の九月十六日、もう一人のルイ十七世が巴里へやってきて、同じように王領地所有認証の訴願をした。
久生十蘭 カストリ侯実録 青空文庫
新来の訴願者は火木土といふことになつてゐたので、いづれにしてもこの日は受附けてもらへない日だつた。
宮地嘉六 老残 青空文庫
力づよく要点に触れるほかは、いっさいの美辞麗句を駆逐した格言体が、どこまでも続く文章で「訴願者」「式典と崇敬」「追随者と友人」「支出」「取引」などという話題について彼は感想を述べている。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
伊太夫は、供養の時も、慢心和尚に向って、更に辞を卑うしてこの事を訴願して、娘の教誡をたのみましたけれど、和尚はこの時ばかりは、丸い頭を左右に振って、「あれは、わしが手にも負えぬ、わしも、あの娘にはおそれいる」と言ったきりで、もう取りつく島がないのでありました。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
そこで、これはたまらぬと庄屋連が寄合って、竿入れ中止の運動を試みようとしたが、そこはわいろ役人に抜け目がなく、あらかじめ一切の訴願まかりならぬという請書を取ってある。
新月の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
彼は不当な処分に対して、上層部に訴願書を提出した。
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市民からの訴願を受け、市議会は再検討委員会を設置した。
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政府は被災者の生活再建に関する訴願を真摯に受け止めるべきだ。
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