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訴え

うったえ
名詞頻度ランク #2518 · 青空 482
1
標準
lawsuit
文例 · 用例
(「走れメロス」その義、神に通ぜんとし、「駈込み訴え」その愛欲、地に帰せんとす。
太宰治 自作を語る 青空文庫
何とか返辞をしろ、といきり立ち腕力に訴えようとしても、相手は、双葉山である。
太宰治 横綱 青空文庫
もちろん僕らは、その墨絵の中に訴えられている、詩人の深い悩みと感傷とを感ずる故に、それは決して非情緒的ではないけれども、趣味としての反青春的|風貌を感ずるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
そしてこの「主観」こそ、正しく蕪村のポエジイであり、詩人が訴えようとするところの、唯一の抒情詩の本体なのだ。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
人々は芭蕉について、一茶について、こうした抒情詩の本体を知り、その叙景的な俳句を通して、芭蕉や一茶の悩みを感じ、彼らの訴えようとしている人生から、主観の意志する「詩」を掴んでいる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
それは動物の本能的な悲哀のように、語るすべもなく訴えるすべもない。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
異国の遠い昔に対するあくがれの心持ちや、英雄の運命の末をはかなむような心持ちや、そう言ったようなものが、なんとなく春の怨を訴えるような「無語歌」と一つにとけ合って流れ漂って行くのであった。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
たとえば、何々学院の何々女史とでもいったような者が「子供の純真性は尊い」などと甚だあいまい模糊たる事を憂い顔で言って歎息して、それを女史のお弟子の婦人がそのまま信奉して自分の亭主に訴える。
太宰治 純真 青空文庫
作例 · 標準
例句