お父ん
おとん
名詞
標準
dad
文例 · 用例
茶の間で、新聞を見ていらしったお父んが、これをききつけて、「なに、ゆずをもいだ?
— 小川未明 『ゆずの話』 青空文庫
「お父ん、なにをいうとるなん?
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
此からもう海水浴のお客さんがそろ/\参りますから、今のうちいゝ座敷をおとんなすつた方がようござんすぜ」 と番頭は注意してくれた。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
ハンコ代の五百円や六百円、何とも思つてやしませんから、町のハンコ屋より二割安くするなんて、そんな弱いことおつしやらないで、よそ並にお代はおとんなさいよ。
— 宮地嘉六 『老残』 青空文庫
そして何處でもようござんす、目立たない片端に席をおとんなさい。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
もっとおとんなさいまし!
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
(彼はそれを外套の左のポケットから取り出して、ドゥーニャの方は見もせず、ふり向きもしないで、うしろのテーブルの上へのせた)おとんなさい。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
私は、安井道頓の掘ったこの掘割に目をおとして、なんとなく、 ――どおとん。
— 安西冬衛 『大阪の朝』 青空文庫
作例 · 標準
「お父ん、今日の晩ごはんなに?」と娘が台所をのぞき込みながら聞いた。
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うちのお父んは無口やけど、困ったときはいつも一番に助けに来てくれる。
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お父んが定年退職した日、家族みんなで近くの焼き肉屋へお祝いに行った。
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