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父上

ちちうえ
名詞頻度ランク #27925 · 青空 0
1
標準
father
文例 · 用例
その間に父上は戸棚から三宝をいくつも取下ろして一々|布巾で清めておられる。
寺田寅彦 青空文庫
父上はこれに一々|水引をかけ綺麗にはしを揃えて、さて一々青い紙と白い紙とをしいた三宝へのせる。
寺田寅彦 青空文庫
食事がすんでそこらを片付けるうち風呂がわいたから父上から順々にいってからだを清める。
寺田寅彦 青空文庫
子供等は何か無性に面白がって餅を握りながらバタバタと縁側を追い廻る、小さいのは父上の膝で口鬚をひっぱる。
寺田寅彦 青空文庫
顔をしかめながら父上も笑えば皆々笑う。
寺田寅彦 青空文庫
父上のいくさの話が出て子供等が急におとなしくなったと思うたら、小さいのとせいちゃんは姉上の膝の上ではや寝てしまった。
寺田寅彦 青空文庫
昔の大名それの君、すれちがいし船の早さに驚いてあれは何船と問い給えば御附きの人々かしこまりて、あれはちがい船なればかく早くこそと御答え申せば、さらばそのちがい船を造れと仰せられし勿体なさと父上の話に皆々またどっと笑う間に船は新田堤にかかる。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
欄下の溜池に海蟹の鋏動かす様がおかしくて見ておれば人を呼ぶ汽笛の声に何となく心|急き立ちて端艇出させ、道中はことさら気を付けてと父上一句、さらば御無事でと子供等の声々、後に聞いて梯子駆け上れば艫に水白く泡立ってあたりの景色廻り舞台のようにくる/\と廻ってハンケチ帽子をふる見送りの人々。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
作例 · 標準
父上、ご機嫌いかがでございますか。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
父上、長旅でお疲れではありませんか」と息子が玄関先で出迎えた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
父上が病に倒れたという知らせを聞き、彼は夜を徹して故郷へ向かった。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6