不承不承
ふしょうぶしょう
副詞名詞-の形容詞
標準
reluctantly
文例 · 用例
それでもお徳の不審はまだ晴れないので、旦那かおかみさんを起こしてくれと又頼むと、寅次は不承不承に奥へはいったが、やがて女房のお新を連れ出して来た。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
誰も不承不承起きました。
— 宮沢賢治 『化物丁場』 青空文庫
そこで不承不承のイヤイヤながらの事の序だといった恰好で、その本の包装を引抜いて、気永く内容を読んでいるふりをしているんです。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
不承不承にうなずきながら話を変えた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」 とばかり不承不承、返事も恩人なればこそ、承けひく気色はちっともない。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
内弟子たちはみんな不承不承に私を若先生と云った。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
」 男の子は、不承不承に首肯いた。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
若しかして叔母に、遊んで行けとでも言はれると、不承不承に三分か五分、遊ぶ真似をして直ぐ遁げて帰つたものだ。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
作例 · 標準
彼は気が進まないようだったが、不承不承ながら私の頼みを聞いてくれた。
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上司の命令とあっては、不承不承でも従わざるを得ないのがサラリーマンの辛いところだ。
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子供は宿題を始めるよう言われ、不承不承机に向かった。
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