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武士階級

ぶしかいきゅう
名詞
1
標準
warrior class
文例 · 用例
** 明治初年の日本――それは進歩思想を有する武士階級の青年によって統治された――は、近代に最も光彩ある、最も大胆自由の社会だった。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
足利氏は、新田氏と共に、源義家の子義国から出で、その勢ひは兄の家なる新田氏を凌いで、源頼朝の直系が断絶した後は、源氏の統領として、武士階級の輿望を集めてゐたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
武士階級の勢力を利用して、擅に幕府を樹立したことは、やがて武士階級をしてその勢力を自覚せしめて、下剋上の姿を現はし幕府を蔑視し、自己の好悪利害の赴くまゝに行動して、隠謀叛乱の絶え間なからしめてゐる。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
これでは、土地所有を基礎とする武士階級の経済力が、商業すなはち町人に支配され、その政治的位置までが、動揺を来すことは当然である。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
幕府が、百五十年に亙つて厳守して来た鎖国政策を、案外容易に放棄したのは、幕府絶対中心主義の根本が、経済的には商業資本主義による町人の興起と、武士階級の財政難、思想的には、尊皇思想の全面的勃興、この二つによつて動揺し出し、鎖国の効果も減じて来たからだと思ふ。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
が、この廃藩置県をはじめ、廃刀令、徴兵令その他明治政府の革新政策に対する武士階級の不平不満が、やがて、西南戦争その他の変乱となつて、勃発してゐるわけである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
明治六年の征韓論に就いての廟議の紛糾は、当時の重臣間に於ける文治派と武断派との意見の対立ではあるが、武断派の思想的背景としては、西洋文明の輸入に快からざる保守主義的傾向、攘夷思想の変形である国権論、武士階級の撤廃に対する不満、薩長専制に対する不平などが横はつてゐることを見逃すことが出来ない。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
源平時代の軍記物には貴族に對する武士階級の革命的思想が現われ、維新前後の志士の言論には行き詰つた封建制度に對する新興階級の革命的思想が現われている。
平林初之輔 唯物史觀と文學 青空文庫
作例 · 標準
明治維新によって四民平等が謳われ、特権を持っていた武士階級は消滅した。
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江戸時代の社会制度において、武士階級は農民や町人の上に位置づけられていた。
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武士階級の台頭は、日本の歴史を語る上で欠かせない重要な要素である。
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