最晩年
さいばんねん
名詞
標準
last years of one's life
文例 · 用例
これはロンブローゾの最晩年の著作で『催眠並に心霊現象の研究』といふものだ。
— 坂口安吾 『狼園』 青空文庫
実際この本に対しては、ロンブローゾの最晩年の著作ではあり、耄碌した世迷言だと見る人が多い。
— 坂口安吾 『狼園』 青空文庫
牧野さんに会った人は、誰でもいうことであるが、牧野さんは、最晩年まで頭が非常にしっかりしておられた。
— 中谷宇吉郎 『牧野伸顕伯の思い出』 青空文庫
墨は色絵人物の刻されてゐる丸い明墨を手に入れてから匂ひが高くなつたが、存外これは京都から鎌倉へ移つた、最晩年のことだつたかも知れない。
— 木村荘八 『岸田劉生の日本画』 青空文庫
自序によると、一八八五年の Christmas Annual が初出とのことで、キングスフォード最晩年の作品ということになります。
— 時代を超えた童話 『夕映えのむこうの国』 青空文庫
最晩年に書かれた作品は、それらが作られた境遇の惨めさ(79)にもかかわらずしばしばまったく新しいふざけ心や、雄々しく楽しげな無執着の性格を持っている。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
それはモンテーニュ最晩年の考えであるとはいえ、それと同じ考えがすでにこの章の最後のパラグラフの最後の四行の中にも含まれていることに注意したい。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
少年の頃に読んで勉強した本から、最晩年に手にした歴史の本にいたるまで、かつて父親のものだった本は、すべてこの本棚にあるのではないか。
— 片岡義男 『ラハイナまで来た理由』 青空文庫
作例 · 標準
彼は最晩年まで研究を続け、多くの功績を残した。
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画家の最晩年の作品は、初期の作風とは全く異なっていた。
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祖父は最晩年を故郷で静かに過ごした。
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