少年期
しょうねんき
名詞
標準
adolescence
文例 · 用例
神戸にゐた三歳の時器官支カタルがこじれて喘息が持病になり、とりわけ少年期から青年期にかけては三日おきぐらゐにくるその發作にみじめなほど惱まされた。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
それにしても、自分の少年期の長崎時代の思出に漸く殘る粗末な感じの座棺に收められて、その人をよく知る者の十指に充たぬ人達の葬送を得るに過ぎぬとは何といふ佗びしさか?
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
青年期から壮年期にかけて強く、少年期はまだ現れず、老齢になるに及んで減退するものであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ここはおそらく明治時代における文明開化の発祥地で、またその中心地帯であったらしく、均平の少年期には、すでに道路に煉瓦の鋪装が出来ており、馬車がレールの上を走っていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
それが少年期から壮年期へかけての、明治中葉期の進歩的な時代の風潮に目ざめた均平に、何かしら叛逆的な傾向をその性格に植えつけ、育った環境と運命から脱け出ようとする反撥心を唆らずにはおかなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
復一は身体中に熱く籠っている少年期の性の不如意が一度に吸い散らされた感じがした。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
私は、少年期、青年期に、いわば「見るべからざるもの。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
わたくしは額を押されてよろめく風を大げさに見せながら「ひどいわ」といった流眄をこの少年期から青年期へかけて育ち盛りの白痴の乞食に浴せます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
少年期に読んだ冒険小説が、私のその後の人生観を大きく変えた。
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多感な少年期を過ごした故郷の風景は、今も鮮明に心に残っている。
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少年期特有の反抗心は、大人へと成長するための重要なステップである。
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ウィキペディア曖昧さ回避
少年期(しょうねんき) 少年期 (往復書簡集) - 波多野勤子の著書。息子との往復書簡集。同名で映画化、テレビドラマ化もされた。 少年期 (武田鉄矢の曲) - 武田鉄矢の曲。アニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』主題歌。 少年期 「九月の空」その後 - 高橋三千綱の小説。初刊時の題名は『少年期』。
関連項目
- 少年 — 少年 (曖昧さ回避)
- 少年時代 (曖昧さ回避)
出典: 少年期 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0