対生
たいせい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
opposition (in phyllotaxis)
文例 · 用例
殊に目の前に、柵に沿うて横はつてゐる木は、漆に似て更に細かい対生葉を有つてゐたが、黄いろい枯葉を雑へた枝ぶりは絵画的に非常に心地がいい。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
そこには、漱石が、「自然派伝奇派の交渉」で語っているように、自然主義とロマンティシズムとは「対生に来る――互いちがいに来るのが順当の状態」というばかりで説明され得ないものがあった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
この樹は、小喬木で、樹形は円錘状、葉は大形、対生、長楕円形、革質、馬来が原産地である。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
絶対生活 それでそういうことを私が気がつきましたのはこれはまだ新しいことであります。
— 倉田百三 『生活と一枚の宗教』 青空文庫
坐禅と申しましてもただすわっているだけではないのでありますが、私の絶対生活というものはそれ以前にできていた生活でありますが、そのじぶんにはそのままで私というものと宇宙というものとが、離れて対立していたのであります。
— 倉田百三 『生活と一枚の宗教』 青空文庫
そういう絶対生活の自己展開と申しましょうか、そのにぎった生活、何もなくなったところから、こんどは今まで失うたものがかえってくる。
— 倉田百三 『生活と一枚の宗教』 青空文庫
緑葉が枝に対生し五、六月の候枝梢の傘房状をなして多数の五雄蕊小白花を聚め開き、その時分に山野へ行くとそこここでこれに出会いその攅簇せる白花がよく眼に着く。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
葉は葉柄があって茎に対生すれども梢に在っては互生する。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
作例 · 標準
この植物の葉は、茎に対して対生している。
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対生する葉は、互いに光を遮ることなく効率的に光合成を行う。
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対生する葉の配置は、植物の形態学において重要な分類基準だ。
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