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火中

かちゅう異読 ほなか
名詞
1
標準
in the fire
文例 · 用例
また、「キ、ヒ、ミ」も「月」が「月夜」となり、「火」が「火中」となり、「神」が「神風」となり、「身」が「むくろ」(骸)となり、「木」が「木立」になります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
けれども、ひとりの人間に自信をつけて救ってやるためには、どんな傑作でもよろこんで火中にわが身を投ずる。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
そこで全き心を捧げて恋の火中に投ずるに至るのである。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
(老女は銅刀で乳房を裂き、白蓮華の一枚々々に乳房の血を塗り、炉の火中にくべる。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
虚無を重んじ無為を尚ぶも畢竟この理に外ならず、施為多く思想豊かにして而して高遠なること能はざるは、寧ろ彼の施為なく思想なくして、石火中の大頓悟を楽しむに如かじとすらむ。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
橘媛が生前に歌った歌に、さねさし、さがむの小野に、もゆる火の、火中に立ちて、問いしきみはも。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
貫一は例に因りて封のまま火中してけり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
遽に人の騒立つるに愕きて顔を挙れば、座中|尽く頸を延べて己が方を眺め、声々に臭しと喚はるに、見れば、吾が羽織の端は火中に落ちて黒煙を起つるなり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
燃え盛る火中から、彼は子供を救い出した。
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先祖代々の家宝が火中に入ってしまい、取り出すことができなかった。
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彼は危険を顧みず、火中に飛び込んだ。
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2
標準
burning (something)
作例 · 標準
彼女は手紙を読み終えると、迷わず火中に投じた。
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古い書類は、すべて火中に処分された。
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秘密の情報は、火中にして証拠を消した。
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