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辿る

たどる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #18942 · 青空 2095
1
標準
to follow (a road, path, etc.)
文例 · 用例
その日の夕近く、翁は垂れ雲を左手にした、垂れ雲の幕の面を平行する行路の上を辿るようになった。
岡本かの子 富士 青空文庫
一つは山寄りの道を辿るのと、一つは海を越えて廻って行く道とであった。
岡本かの子 富士 青空文庫
そして、それに深く疲れる時いつも頭を休めに行つたのは、家から寂しい草原の小徑を五六町|辿る海岸の砂丘の上へであつた。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
その思ひの辿るまにまにふとその記憶にぶつかつたのだつた。
梶井基次郎 矛盾の樣な眞實 青空文庫
あわれ、祖母に導かれて、振袖が、詰袖が、褄を取ったの、裳を引いたの、鼈甲の櫛の照々する、銀の簪の揺々するのが、真白な脛も露わに、友染の花の幻めいて、雨具もなしに、びしゃびしゃと、跣足で田舎の、山近な町の暗夜を辿る風情が、雨戸の破目を朦朧として透いて見えた。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
村雨又一|時はら/\と、露しげき下草を分けつゝ辿ると、藻を踏むやうな湿潤な汀がある。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
小春日和の日曜とて、青山の通りは人出多く、大空は澄み渡り、風は砂を立てぬほどに吹き、人々行楽に忙がしい時、不幸の男よ、自分は夢地を辿る心地で外を歩いた。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
窓に寄った女の眼の前には、不具な兄をたすけて、これからまた自分の辿るべき涯しもない灰色の道が長く浮んで見えた。
岡本かの子 青空文庫
作例 · 標準
「地図も持たずに、インスピレーションだけを頼りに見知らぬ街の細い裏通りを辿ってみた。」
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「巡礼者たちは、数百年もの間変わることのない古道を、祈りを捧げながら静かに辿る。」
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「かつてシルクロードを旅した商隊が辿った道には、今も歴史の足跡が色濃く残っている。」
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2
標準
to follow (a clue, scent, tracks, plot, etc.)
作例 · 標準
「犯人が残したタイヤの跡を執念深く辿り続け、刑事はついに隠れ家を特定した。」
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「行方不明になった猫の足跡が雪の上に残っており、それを辿っていくと隣の家の物置にいた。」
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「古い文献の記述を一つずつ丹念に辿っていくことで、消え去った古戦場の位置が判明した。」
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3
標準
to head towards (of a situation)
作例 · 標準
「一度綻び始めた信頼関係は、修復されることなく破局への道を辿るばかりだった。」
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「近代化の波に飲み込まれ、多くの伝統芸能が後継者不足により衰退の一途を辿っている。」
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「対話による解決を拒み続ければ、両国の対立は抜き差しならない事態を辿ることになる。」
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