足跡
あしあと異読 そくせき
名詞多音語頻度ランク #9915 · 青空 2405 例
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footprints
文例 · 用例
或る時彼は書いてゐる芸術は私を知らないし、私の方でも芸術を見知つてをらぬ 又、或る時には、彼はもう一寸で芸術家だつた彼はもう少しのことで詩人であつたその人間的な足跡のほかに…… それに彼は修辞的な法則を無視してゐるので、人々は彼の自嘲をそのまゝ信じた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
我祖先が、始めて神秘な山へ印した足跡を、大切に保存しないということは、永久に続く登山者をも、やがて忘却してしまうことだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
芭蕪翁のわが詠み捨てた句は、一つとして辞世ならざるはなしの徹底芸術精神は、学んで到り得るにあらねども、一|順礼の最後の足跡までに、印をつけておいた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
だが、青年団、消防組の応援による、県警察部の活動も、足跡ほどの証拠をも上げることが出来なかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
そして気をつけて見ると、そこらには、蹄の二つある足跡のついた岩が、四角に十ばかり、きれいに切り取られて番号がつけられてありました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
八月八日農場実習 午前八時半より正午まで 除草、追肥 第一、七組 蕪菁播種 第三、四組 甘藍中耕 第五、六組 養蚕実習 第二組(午后イギリス海岸に於て第三|紀偶蹄類の足跡標本を採収すべきにより希望者は参加すべし。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
ここからと思われたあたりに、足跡でもあるかと見たが下駄の跡も素足の跡も見当たらない。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
僕が居なくなってから二十日許り経って十一月の月初めの頃、民子も外の者と野へ出ることとなって、母が民子にお前は一足跡になって、座敷のまわりを雑巾掛してそれから庭に広げてある蓆を倉へ片づけてから野へゆけと言いつけた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
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