胸臆
きょうおく
名詞
標準
one's inmost thoughts (feelings)
文例 · 用例
彼は例のごとくいとも快活に胸臆を開いて語った。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
余が胸臆を開いて物語りし不幸なる閲歴を聞きて、かれはしばしば驚きしが、なかなかに余を譴めんとはせず、かえりて他の凡庸なる諸生輩をののしりき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
躯を捐て頂を糜し、もって万一に報ずるを思わず、かえって胸臆を恣にし、擅に威福を作す。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
われは最早此舊相識に對して、胸臆を開き緘※を破ることを禁じ得ざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
君の胸臆は明白に私の前に展開せられて時としては無遠慮を極めることがある。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
余が胸臆を開いて物語りし不幸なる閲歴を聞きて、かれは屡※驚きしが、なか/\に余を譴めんとはせず、却りて他の凡庸なる諸生輩を罵りき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
余が胸臆を開いて物語りし不幸なる閲歴を聞きて、かれは屡々驚きしが、なかなかに余を譴めんとはせず、却りて他の凡庸なる諸生輩を罵りき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
けれど、こう静まッているは表相のみで、乞の胸臆の中へ立入ッてみれば、実に一方ならぬ変動。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
作例 · 標準
手紙には、亡き父への感謝と胸臆が率直に綴られていた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼の胸臆を察するに、相当な覚悟をもって今回の決断を下したのだろう。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼の胸臆には深い悲しみが秘められていた。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001