小宴
しょうえん
名詞
標準
small (dinner) party
文例 · 用例
ある年の春、つつじの花の盛りの頃、裏の山の裾にござを敷いて、そこに夕めしのお膳を持ちだし、母の自慢のえんどうままで、父は例の一合を楽しみつつ、つつじ見の小宴を催したことがある。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
それなら一|層の事、皆んなで歸らうとて、發掘を中止し、天幕を疊み、飮餘したる麥酒の壜を携へて、裏の池邊に行き、其所にて又小宴を張り、食物の殘りを池の魚に投與して、荷を輕くし、再び余は幼女を背負ひて、歸路に就いた。
— 末吉の貝塚 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
父の誕生日とおきえさんの披露をかねた小宴があるというので姉はまた忙しく家へ出入りするようになった。
— 矢田津世子 『父』 青空文庫
帰郷祝と、初漁祝とを兼ねて、晩には本家の主人をも招いて小宴会を開いた。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
何事かと思って封を開いて見ると、それは明後日の午後六時から、男爵の私邸で小宴を開くから来てくれという意味の、儀礼をつくした案内状で、最後に出席する人々の名前が書いてある。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
一晩小宴を開いた所芸者が這入つてくるといきなり炬燵にすべり入つた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
この方福山が、四十日ばかり南方に旅して、そして帰ってきましてから、自邸で、十名ほどの人々を招いて小宴を催しました。
— ――近代伝説―― 『白塔の歌』 青空文庫
大正十年一月二十三日、長崎市酒屋町松楽にて斎藤先生送別小宴を催す。
— 斎藤茂吉 『つゆじも』 青空文庫
作例 · 標準
プロジェクトの成功を祝い、メンバーだけで水入らずの小宴を開いた。
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「堅苦しい挨拶抜きで、今夜は小宴を楽しみましょう」と部長が言った。
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近所の料理屋の離れを借りて、還暦祝いの小宴を催すことにした。
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