硝煙
しょうえん
名詞
標準
gunpowder smoke
文例 · 用例
こっちに散らばっている兵士の銃口から硝煙がパッと上る。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
パッと硝煙が上った。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
見よ、硝煙の裡をぬけ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
月は慘たり、月下の海上に砲火迸り、硝煙朦朧と立昇る光景は、昔がたりのタラント灣の夜戰もかくやと想はるゝばかり。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
硝煙は暗く海を蔽ひ、萬雷一時に落つるに異らず。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
硝煙は化粧着にも手にも残っていなかった。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
現場で、船長は卓上に止められてあった大西洋の地図に頭を押しつけており、かたわらには牧師が硝煙の立つ拳銃を手に、肘を立てて構えていた。
— THE "GLORIA SCOTT" 『グローリア・スコット号』 青空文庫
明方よりの合戦に眼は硝煙に血走りて、舌には苦がき紙筒を噛み切る口の黒くとも、奮闘の気はいや益しに、勢猛に追ひ迫り、黒衣長袍ふち広き帽を狙撃す。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
作例 · 標準
激しい銃撃戦の後、あたりには鼻を突くような硝煙の臭いが立ち込めていた。
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白くたなびく硝煙の向こうから、敵の騎兵隊が突撃してくるのが見えた。
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古い戦記物には、戦場の悲惨さを「硝煙が空を覆う」と表現している。
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