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天保

てんぽう
名詞頻度ランク #33075 · 青空 965
1
標準
Tenpō era (1830.12.10-1844.12.2)
文例 · 用例
銀明水に達したるは午後七時に垂んとす、浅間社前の大石室に泊す、客は余を併せて四組七人、乾魚一枚、麩の味噌汁一杯、天保銭大の沢庵二切、晩餐の総べては是の如きのみ、葉マキ虫の葉を綴りて寝ぬる如く、一同皆|蒲団に包まりて一睡す。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
私が二、三日前、ふと夜店で手に入れた天保七年の御江戸分間地図を見ると、道三橋から竜の口、八代洲河岸にかけて、諸大名や、林|大学頭の御上屋敷、定火消屋敷などが立並んでいる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それと隣って、一段高く梯子段を上ったところに、浅間神社を勧請した離屋が、一屋建ててあり、紀伊殿御祈願所の木札や、文化年間にあげたという、太々神楽の額や、天保四年と記した中山道深谷宿、近江屋某の青銭をちりばめた奉納額などがあった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
だれかが試みに一銭銅貨と天保銭を出して、どちらでもいいほうを取れと言ったらはっきりと天保銭を選んだといううわさがあった。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
ベンチに大きな天保銭の形がくっつけてある。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
これはいわゆる天保銭主義と称する主義の宣伝のためにここに寄附されたものらしい。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
併しそんな悪戯はもう時代おくれで、天保以後の江戸の世界には、相当の物種をつかって世間をさわがせて、蔭で手をうって喜んでいるような悠長な人間は少なくなった。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
天保以来、参詣の足が少しゆるんだとはいいながら、秋の会式についで、春の桜時はここもさすがに賑わって、団子茶屋に団扇の音が忙がしかった。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
天保の時代には、様々な文化が花開いた。
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この古文書は、天保年間に書かれたものとされている。
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天保銭は、江戸時代後期に鋳造された貨幣だ。
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