天宝
てんぽう
名詞
標準
Tenpō era (742-756)
文例 · 用例
唐の玄宗、開元は三十年の太平を享け、天宝は十四年の華奢をほしいまゝにせり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
然れども開元の盛時に当りて、一行阿闍梨、陛下万里に行幸して、聖祚疆無からんと奏したりしかば、心得がたきことを白すよとおぼされしが、安禄山の乱起りて、天宝十五年|蜀に入りたもうに及び、万里橋にさしかゝりて瞿然として悟り玉えりとなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
雪に真珠を食に充て、真珠をもって手を暖むとせんか、含玉鳳炭の奢侈、蓋し開元天宝の豪華である。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
唐の天宝十三年、春三月、かれらは新安から江を渡って丹陽郡にむかい、下査浦というところに着いた。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
(同上) 登仙奇談 唐の天宝年中、河南※子県の仙鶴観には常に七十余人の道士が住んでいた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
(伝奇) 笛師 唐の天宝の末に、安禄山が乱をおこして、潼関の守りも敗れた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
天宝の末年に独孤暹という者があって、その舅は范県の県令となっていた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前に詣り鞠躬して啼く、目けて報時猿と為すと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
唐の玄宗皇帝が治めた天宝年間は、文化が栄えた時代として知られる。
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李白や杜甫といった詩人が活躍したのも、この天宝の世である。
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天宝の乱によって、唐の繁栄は一時的に陰りを見せた。
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ウィキペディア
天宝 は、チベット人の中国共産党員。「天宝」は漢名であり、チベット名はサンギェイェシェ。「天宝」の漢名は毛沢東によって与えられたものである。西川道理番県(現在の四川省アバ・チベット族チャン族自治州バルカム市)の出身。
出典: 天宝 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0